ケィ・ワィ技研からのごあいさつ
近年の世の中の流れの速さ、変化の大きさで企業は常に対応を求められています。
また、技術の劇的な進歩や革新などでこれまで使われていた自動化の機器も日々変化・廃止が起こるのが現状です。
ライバルに対して競争力を高めるためのコスト削減や高効率化によるスピードアップ化等、企業はその対応に迫られます。
しかし、その対応は、複雑で手間がかかり、対応のスピードアップに繋ぎにくい面もあります。
そこでケィ・ワィ技研は、自動調合試験機を中心としてその他のオペレーションも技術内容をかみ砕いて説明して、変化に対する対応のお手伝いをして、さらなる便利や高効率化、コストカットを以下の内容で提供します。
ケィ・ワィ技研の開発提供 5つのポイント
1 調合試験機(人によるオペレーションの自動化)
・現在、人の手に頼っている調合等の試験・実験作業。
例えば、薬液を電気透析装置にかけて、pHがどのように変化していくかデータを取って探るような場合、ビーカーや試験管で人間の感覚だよりのもので一回の試験に数十時間もかかれば、ミス(ヒューマンエラー)も起こしやすく、コストや労力に莫大な時間を費やすことになるでしょうか?
繰り返し行われる試験は根気や集中力も相当必要なことでしょう。
まして、調合の割合を変化させながら繰り返しデータ取りをするなど、正確性を保つのも大変な苦労だと思われます。
しかし、これを機械に置き換え自動化出来たらどうでしょう?
「そんなのとんでもなく費用がかかるよ。」そんな声が聞こえてきそうですが、既存の設備や、計測器を有効に利用しながら装置システムを成立させられるとしたらどうでしょうか?
例えば、既存の電気透析装置のデータ出力機能を利用したりとか、pH計のデータ出力機能を利用したいなどのご要望にお応えしながら、複数の異なる単位のデータを一つのグラフに表示することができたりするのです。
このようなこともあったのですが、すでにある作業台に合わせた形状の調合装置が欲しいということもございました。
Excelで別のグラフを作成できるようにCSVファイルでデータを保存できるようにしたいとかも。
このように弊社ではお客様の使い方に合わせ、システムの基本構成は変えられませんが、一つ一つをカスタマイズし現場に即した調合試験機を開発することができます。また、全体のコストも機能の許せる範囲で工夫をし、抑えるノウハウが豊富にあります。液面レベル計の自社製作、パソコンソフトの自社開発も仕様変更にも柔軟に対応できるものとするノウハウがあるため、「とんでもなく費用がかかる」にならないのが弊社の強みです。お客様と密接に係わることでより使い易いもの、その為に出来るだけシンプルなシステム構築を心がけていますので、開発期間の短縮にも繋がります。まずはご相談ください。
2 オフィス・ファクトリーの固定費の低コスト化
・毎月の電気料金等の固定費を効率化できる無電極ランプに変更することによってコストパフォーマンスを上げることができます。
3 新しい機器への対応
・時代の変化と技術の進歩は日々つづいています。
特に近年の情報端末の進歩(進化)は目覚しいばかり、そこでOSのバージョンアップに伴うプログラムの移植、古い制御機器からのリメイクが必要になってきます。
4 あたらしい法規
・温室効果ガスなどの対応等の環境基準の変化や新しいエネルギーの登場によって新規格や法整備がこれから次々と起こります。
当社では独自の情報網でいちはやく変化に対応いたします。スピードが求められる現代ではここが極めて重要になります。
5 商品開発
・御社のアイデアを元に商品開発を当社でいたします。
最初は、ざっくりとしたラフなアイデアから技術的な検証をして具体的に落とし込みをした後プロトタイプの開発、量産モデルの開発を致します。製作の事例
薬液試験装置
・定量ポンプ・流量計を用いて、複数の試薬を正確に調合します。
調合した試薬は、pH計でデータをサンプリングして、パソコンにトレンドグラフを表示します。
調合した試薬を調整する装置の制御を行い、一定レベルの濃度になるまで数日間動作させる装置の製作を行いました。
配管設計、電気設計、機械設計、ソフトウェア設計
ギアポンプによる樹脂発砲制御
・バンドヒーターで一定の高温に制御した樹脂をギアポンプに流し込みます。
押し出し量とギアポンプの回転数を一定制御し、安定した樹脂の発泡を行う装置の製作を行いました。
機械設計、電気設計、ソフトウェア設計
学生向けのロッカー管理装置
・FeliCaカードの学生証でユーザーの利用管理を行うことのできるロッカーの製作を行いました。
このシステムによって、学生は任意のロッカー1スペースしか利用できないため、1人が複数の棚を利用にすることによるロッカーの専有を防ぎます。
機械設計、基板設計、ソフトウェア設計
トイレ用音声案内装置
・多目的トイレにおいて、目の不自由な方や、海外旅行客向けに、日本語・英語・中国御・韓国語によるトイレの音声案内装置を製作しました。
センサーで入室・退室を判定して、入室時のみ音声案内をおこなうため、不必要なアナウンスは行いません。
広島県のグッドデザイン賞を受賞しており、デザイン性の高さから、東京スカイツリー等にも導入しています。
機械設計・基板設計・ソフトウェア設計