無電極放電ランプ
なぜ今、無電極放電ランプなのか?
今更、省エネ電球の提案なんて?
実は、ここに鍵があります。消費電力の削減だけでないから今更なのです。
つまり、別の側面が存在するのです。実は水銀条約というものが存在します。日本も2013年10月に結んでいるものです。
これは既存の電球(特に水銀灯)に取ってこれから深刻な問題になっていきます。
内容については経産省で確認していただきたいのですが、簡単にいうと電球の水銀の含有料を限りなく0にしなさい。と、いう取り決めです。
もちろんだからといってすぐに今使ってるものがダメということではありませんが、いずれにしてもこういったものから変更していかなくてはいけません。
そこで無電極放電ランプの出番になるわけです。
LEDではいけないの?目的にもよると思います。
たとえば工場・倉庫の水銀灯の変わりとなると光が届かない等の問題があるでしょう。
つまり、ランプにも向き不向きがあるのです。LEDが使えなかった場所に最適な省エネランプになります。
無電極放電ランプの特徴
無電極放電ランプは電磁誘導の原理と放電による発光原理に基づいた仕組みを採用しています。
従って蛍光ランプや水銀ランプなどのように発光管内にフィラメント電極がないため、電極の消耗等による寿命への影響を受けず、ランプ自体は永久的に点灯し続けます。
1)省エネ・コストカット
- 消費電力:水銀灯の約1/3
LEDと同様に省エネかつ、瞬時点灯が可能なため、無駄な電力を大幅に削減する事が可能となります。70%カット! - 再点灯でも:0.5秒で点灯
水銀灯が点灯までに約10分前後かかるところが、HALO+は驚きの0.5秒!
こまめに電気を消せるので節電&コストカットにつながります! - 発熱温度:70%~80%
照明の発熱も少なく空調電力の抑制効果も期待できます。
2)長寿命
- LEDの2倍、水銀灯の8倍
製品寿命が長いのでランプ交換の頻度が極端に少なくてすみます。
メンテナンスのランプ代、交換作業費が節減できます。 - ランプ自体は半永久的に点灯
ランプ内部に消耗品がないため、半永久的に点灯します。
製品寿命は、定格寿命は安定器内のコンデンサの寿命となります。 - 製品保証:5年(安定器別置型)
3)照度維持
LVDはランプ内部に消耗品がないため、半永久的に点灯するので、長期に渡り光量が減少しないのも大きな特徴で、いつまでも導入時の明るさが続きます。
他の製品は「HALO+」よりも早く照度が下がり、交換が必要となるためコストが無駄にかかってしまいます。
4)全方向に明るい
- 全方向の明るさに強い
全方向を明るくしたい場所に効果的 - 影が出にくい
光と光が重なる空間が大きいので、荷物や設備の影が出にくい - 目に優しい
不快感や物の見えづらさを生じさせるような「まぶしさ」である「グレア」が少ないため、照度計でのルクス値より明るく見える
5)虫が集まりにくい
- 虫が集まりやすい光波長が少ない
光に集まる習性を持った虫は、日没後に照明が点灯すると人間には見えない紫外線を感知し光に集まります。
この虫が集まりやすい光波長が少ない為、誘虫対策に効果的です。
《利便性》
瞬時点灯、瞬時再点灯が容易に可能
HALOの特長
発光原理
HALO(無電極放電ランプ)は電磁誘導の原理と放電による発光の原理に基づいた仕組みを使っています。コイルに高周波電流を流すことにより、フェライトコアに磁界を発生させ、この磁界よりランプ内に電界が発生します。この電界で放出された電子が粒子に衝突し(ここからは蛍光ランプと同じ原理です)紫外線が放出され、この紫外線がランプ管内壁に塗布された蛍光体により、可視光に変換されます。(図1.参照)
演色性
3波長形蛍光体を発光することにより、平均演色評価数はRa80以上と高演色のため、自然光で見た時に近い色で物を見ることができます。
色温度(ケルビン)
2,700K 3,500K 4,000K 5,000K 6,500K があります。
光量減少率 | |
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高圧ナトリウムランプ | 2,000時間で30% |
水銀ランプ | 2,000時間で45% |
HALO | 2,000時間で5% |
光量減少率 | ||
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高圧ナトリウムランプ | 9,000~24,000h | 約1~2.7年 |
水銀ランプ | 12,000h | 約1.4年 |
HALO | 50,000h(バランサー一体型) | 5.7年 |
100,000h(バランサー別置型) | 11.4年 |
品質
保証 | 5年(一体型は3年) |
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PSE(電気用品安全法)マーク取得
このように、無電極放電ランプは消費電力の削減(水銀灯のおよそ1/3)だけではなく、寿命が長くなることによる交換作業のリスク軽減、光量の減少率も水銀灯に比べ極端に(5%)少ないので、しばらく使うと「なんか暗くなったな」ということも感じないでしょう。
まずは、ご相談下さい。
お客様のニーズを伺い現地調査の後、最適なご提案をさせていただきます。